祈りとハイヌーンで克服した「依存症」~参加者の勝利の証~

今回、ハイヌーンウェビナーで証することを許諾してくださり、導いてくださった、天の父母様、真のご父母様に心から感謝申し上げます。不足な私ですが、今回の証を通して同じような境遇の統 一食口に対して希望となれば幸いです。

私はゲイのポルノ依存に約15年間苦しんでいました。最初は、歪んだ情欲が始まりでした。中学生のころから絵具や泥を身体に塗った動画をYouTubeで検索しては、生殖器を触り、いつの日か射精を経験するようになりました。それから徐々に、男性下着の動画や男性同士の性関係の動画に手を出すようになってからやめられなくなり、多い時では1日に3回も自慰行為をするまでになってしまいました。


一瞬の心地よい感覚を忘れられず、どんどん沼にはまっていきました。よくないとはわかっていてもやめられない。いわゆる「依存症」だったのです。

怖くてたまらなく、どうすればよいのかもわからず、ただ天の父母様・真のご父母様に申し訳ない思いで訓読や敬拝は形式的に行っていました。当然誰にも言えませんでした。どこかに同じような経験をしている人はいないかとネット掲示板やチャット・SNSで検索しましたが、克服しようと努力している人は見つからずじまい。勉強・仕事にも集中できなかったため、受験に失敗したり、仕事上でのミスが目立つようになったり、お先真っ暗な状況でした。


そんな暗黒時代だった私を救ってくれたのが、天の父母様・真のご父母様が私に与えて下さったハイヌーンでした。2022年の6月、韓国天苑団地に語学留学をしていた頃に出会いました。今や多くの学びを得ることができて、1年以上ポルノを見ることや自慰行為をせず過ごせています。もちろん、始めた当初は何度も失敗しましたが、すべては克服するまでのプロセスだったのだと 感じています。

ハイヌーンのグループコールを通して「勇気をもって正直に告白・報告すること」が、一つ一つ心の汚れを取っていく感覚でしたし、宇山先生の話してくださる内容を通して、私の内面を客観視することができ、ゲイとなってしまった原因が「親子関係」にあった事が衝撃的でした。


私は6500双韓日祝福家庭で生まれ、三人兄弟の三男として育ちました。母は医師をしており常に多忙で、職場が遠いため週末にしか会えない存在でした。父は韓国人で血気怒気があったため、夫婦内で喧嘩が絶えず、夜寝ている途中に横で喧嘩をしている両親の声で目が覚めることもあり、私の誕生日ですら喧嘩をしていました。私のせいで喧嘩しているんだと思い込み、私自身の存在価値を失っていましたし、私がいなくなっても誰も悲しまないだろうとまで思っていました。二人の兄がいますが、一緒に遊んだのは小学校くらいまでで、その後はお互いに忙しく、会っても素っ気ない態度をとられ、少しのことで怒られるばかりでした。成長していくにつれて、外で遊んだりゲームや漫画といった男児が好むものはあまり興味がなく、1人でおままごとや人形集めなど女っぽいものに惹かれていく私がいました。

私のこのような幼少時代からの記憶を回想してみると、 心のよりどころが家族の中になく、愛着形成に必要な愛情を家族から受けることができなかった事を知りました。


最初は、「こんな哀れな私を愛してほしい。」と、傲慢で承認欲求に溢れて、愛されたい思いばかり湧いてきてしまい、葛藤することが多くありましたが、両親や兄を憎みませんでした。なぜなら 宇山先生からのアドバイスで、両親と兄との授受作用をするようになり、お互い誤解していたことを知り、私自身が当時あまりにも幼く、感じ取れない愛情だってあったということを悟ったからです。それからというもの、時間さえあれば聖地巡礼と天心苑での祈祷を通して本気で祈り求めました。「天の父母様が準備して下さったハイヌーンを通して、どうぞゲイの思いがなくなり、堕落性を脱いだ立場で天が用意される一人の妻を与えて下さい。両親の夫婦関係が良好でなかった恨、両親が私に充分な愛を与えられなかった恨を、私と妻と子供を通して成して下さい。」


祈祷精誠後、すぐに関係が良くなったわけではないですが、意識して授受作用することで段々とお互いを理解し、関係の改善がみられているような気がしていました。

そんな時、霊性40日修練会に出ることを決意しました。
この霊性修練会とハイヌーンがなければ、今の私は存在していないと言っても過言ではありません。霊性修練会を通して、私の堕落性やゲイとなった原因は霊的な問題も関与していることを知り、この霊的背景を解決していこうと、役事や徹夜祈祷を無我夢中で行ないました。険しい表情で、汗が出て、まさに戦争のように命を懸けて役事と祈祷をすることで、一つの悟りを得ました。「私の中にいる中心恨霊は、男性を好きになったけれど相手に捨てられ、生涯ずっと一人だった。寂しかった。」この瞬間、涙があふれ出て、この霊が霊界で幸せに暮らせるように祈り求めました。


それからというもの、ゲイの心情はほとんどなくなり、堕落性もどんどん取れていくような感じがして、今ではSNSで男性の下着やBLドラマの広告を見ても逆に気持ち悪いような感覚を得るほど、今までとは違った感覚になりました。


それはまさに天の父母様が太初から願われた、一人の男性と一人の女性が一つになるその瞬間をいよいよ準備する時が近づいてきているようでした。

私は祝福に向かう前には必ず、両親に全ての事を話さなくてはならないと決意を固めていたため、修練会後すぐに全てを勇気をもって正直に告白しました。両親から受けた心の傷、ゲイのポルノで悩んでいたこと等々…。すると両親から「ようやく、そうだったのかと気づいた。愛が足りなかった。ごめんなさい。」という言葉をかけられ、今までの凍った心が溶けていく感覚で、逆に両親を慰労して差し上げたい思いに駆られました。


その後、奇跡のような天の導きにより一人の女性を紹介され、昨年の10月に約婚することができました。もう昔の姿とは全く別の姿として、天が用意された一人の女性を永遠に愛し、子女を養い、天の父母様・真のご父母様・両親に孝行していく私となっていこうと今も戦い、努力しています。

ハイヌーンと霊性修練会を通して私は、重生・復活しました。
ハイヌーンという勇気をもって正直に話す文化と影のない正午定着の姿が、実体的・実践的に成すことができる時代が今だと確信しています。


これからも天の父母様・真のご父母様を中心とした幸せな家庭を、皆さんと共に築いていけたら幸いです。
ありがとうございました。

前へ
前へ

ウェビナー#6: 『影から光へ~ハイヌーン5つの柱~』 Part3

次へ
次へ

ウェビナー #25 : 夫婦連合 vs 親子連合~家族心理学から学ぶ夫婦の重要性~